今回の改訂では，日々変化する新生児診療の現場のニーズに合わせた新項目として，慢性呼吸疾患児対象の 6 項目（気管切開，下咽頭挿管，誤嚥検査，嚥下造影，在宅医療へのステップ，家族への蘇生指導）を追加し，超低出生体重児の管理など全面的に書き換えた部分を含め，全体的な見直しを行いました。
　新生児医療に携わる医師必携の書です。

第 1 章　一般養護
1．正常新生児の管理　
2．産科との連携　
5．分娩室での蘇生　
6．新生児搬送　
8．感染予防　
10．感染症児の取り扱い　
13．栄養計画　
15．退院計画　
18．予防接種　
23．入院中の心肺蘇生

第 2 章　検査
1．画像診断　
2．モニタリング　
4．生理検査
5．胎盤検索

第 3 章　処置
1．採血　
3．呼吸管理　
4．輸血　
6．抗菌薬投与
7．栄養輸液　
9．腹膜透析　
11．在宅酸素療法　
13．脳室貯留槽の穿刺・排液

第 4 章　異常と対策
1．超低出生体重児　
5．糖・電解質異常
7．慢性期の呼吸障害　
8．無呼吸発作　
9．新生児期に問題となる心疾患
12．先天性横隔膜ヘルニア　
14．一過性心筋虚血　
16．高血圧　
17．不整脈　
20．急性腎不全　
22．胎児の虚血性脳障害　
25．脳梗塞　
26．新生児発作　
29．黄疸　
30．新生児溶血性疾患　
32．感染症　
33．貧血　
34．多血症　
36．播種性血管内凝固（DIC）　
37．血栓症　
38．胎児水種　
40．哺乳障害　
41．嘔吐　
43．壊死性腸炎（NEC）　
46．消化管異常　
48．腹部腫瘤　
50．先天性神経筋障害　
53．先天代謝異常　
57．分娩外傷